弊社の仕上げアイロンには、自分が設計して製造加工依頼した
「万能袖馬」があります。
これを作ったのは10数年前...
ドルマンスリーブの割りアイロンにどこか適したカーブ形状はないかな〜
と馬を探しましたが、あまり理想のものはなく、いっそのこと「作ろう」
となった次第。。。
コレは、弊社HP「コラム」の初期の頃に紹介しています。
http://www.miz.or.tv/clmn_bn0702.html
こちらの先の部分でドルマンスリーブの割りアイロンをして
バキューム/ブロー口の部分で、アームホールの処理をします。
◆袖山のアイロン修正
裏なしパイピング始末の場合、平アイロンでは難しい縫い代をコロす作業が
簡単に出来ます。
このようにセットして...
縫い代を追い込んでいきます。
ショルダーポイントのゴツゴツ感を解消します♪。
◆釜底の修正
やはり上記同様の始末の場合、簡単に処理が出来ます。
釜底をセットします...
伸びた縫い代を地の目を整えながら修正。
◆袖の仕上げ
平台で袖下を押さえ込んでから、袖馬に袖を通して吹き上げます。
この工程は、吹き上げアイロンになってから可能になりました。
その他、衿・ラペル・フラップ...
応用範囲が広い便利な「万能馬」の紹介でした。
ラベル:縫製