2009年01月08日

1/7繊研新聞より思う事

1/8(木) 昨日は主要得意先年始回り!!

高輪行ッタリ〜北青山行ッタリ〜南青山行ッタリ♪

昨日の繊研新聞/第10面に、

[問われるエレガンスへの理解力-東京のクリエーションを考える]

というタイトルの記事が、大きく掲載されていました。

CA3A0032.JPG
(画面をクリックすると拡大します)

文面から引用しますと...

東京コレクションの「新陳代謝が進まないぬるま湯体質」が続いている。
ビジネスを拡大する装置としてのショーが機能せず、ただ自己満足のように
ショーをしているブランドが多い。


>まさにその通りです。ビジネスとしてのショー機能はすでに形骸化していて、
費用対効果を考えれば、新たな方法論が生まれても良い時期だと思います。

[デザイン教育]
どうすれば東京のクリエーションを世界に発信できるのかを考え続けた結果、
今の東京(日本)が高い美意識をもったデザイナーを育てる環境に
ないように思えてならない。

日本全国がコンビニエンスなマーケットになってしまった。
本当に良いものに出会い、手に触れる機会が激減している。


>質の高いテキスタイルを上質なデザインで表現した彼らの製品は、
それに携わる弊社から見ればどれも素晴らしいエレガントな服ばかりです。
しかし...
若手デザイナー達は、コレクションの度に大苦戦を強いられています。
バイヤーは口々に「高い」としか評価していません。
ただその中でも、彼らの服をちゃんと評価しているショップがある事が、
唯一の救いであり望みです。

[海外帰国組の新鮮さ]
エレガンスに対する高い理解力をもって、オリジナルのスタンスで
服を作れる若手デザイナーの到来が待ち遠しい。どうすれば、
その環境が作れるかどうかを考えたい。


>紙面に掲載されている写真の[ミキオ・サカベ]、[レプラス]の
両ブランド共に、弊社とコラボレーションしている
気鋭の若手デザイナーです。
彼らをもってしても、現在の国内マーケットに風穴を空けるには
まだ難しい状況です。
ただ、あとちょっとだけ尻押ししたら世界に羽ばたけるクリエーションを
有した彼らです。
私達が理事を勤める[日本ファッションプロダクト協会(JAPAN-FPO)]
http://www.japan-product.net/は、その道筋を啓開すべく活動しています。
前記で述べたような方法論を、これから始動開始します。
posted by ミズミズ at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 社長のひとり言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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