村長
鈴清さん
姉さん
ウッチーさん
次は任せたT
次は任せたU
(昨夜)
台東デザイナーズビレッジ・ビジネスサポートセミナー
「バイヤーの視点 〜ブランドセレクションはこう決める!〜」
講師 : 伊勢丹 Re-Style バイヤー 須藤有紀子氏
に参加しました!!。

(30分前に到着、村長室にて...)
鈴木村長の紹介で、須藤さんと名刺交換♪。
(19:00講演スタート...)
通常の定員は約50名ですが、今回の応募はその倍以上の120名だったとか☆★☆
(事前〜村長談)
・バイヤーになるまでの経緯
・リ・スタイルでの仕事
・イベントを仕掛ける理由
・ブランドを選ぶ際のポイント
・新進ブランドに期待すること
大まかに分けて、上記テーマでお話しいただきました。

須藤さんは90年に伊勢丹に入社、伝説のバイヤー藤巻さんに見出され、
94年に「解放区」の立ち上げを担当されました。
99年「Re-Style」のアシスタントバイヤーを経て、08年より同バイヤーに。
現在はウィメンズディレクターを兼務されています。
須藤さんは、今回が初めての講演というコトでしたが、
飄々としたテンポの中に的確なコメントが数多く含まれて、
質疑応答を含めた約2時間の講演はメモ3ページに及びました。
(その一部を紹介します)
話の随所に「お客様の目線で」というキーワードが出てきましたが、
常にお客様の着る姿を想像しながらセレクションされているとのコト。
■年間スケジュール
(2010 S/S の場合)
6月のプレコレと7月のパリで商品の傾向を判断。
その後、NY・ロンドン・ミラノ・パリ・東京と、9〜10月はバイイング
に注力。
目にするブランドは、コレクション・ショールーム・合同展など通して
約900〜1000ブランド。
■商品構成
イメージで買うブランド+鉄板ブランド(+その不足を補うブランド)
で商品をラインナップ。
プライス・クオリティ・デザイナーのアイデンティティが、セレクションの
ポイント。
完全買取の商品は、100%消化の実績。
■DMについて
(約20通/1日が到着)
DMの見方は、1枚の紙に込められた思いで判断。
その判断基準は...
[外的要因-自分の経験値が分かるような環境要因]と、
[内的要因-自分のアイデンティティが分かるもの]に大別される。
■合同展について
(1ブース3秒で判断)
判断基準は...
色合い・風合い・展開の仕方・面白さなど。
次のフィルターはクオリティ〜
「モノは触ってナンボ」
■「東京のファッションが面白い」
日本ブランドが、CPを含めて世界で一番先を行っている。
日本のカルチャーの面白さや女の子たちのスタイリングは、海外の
通り一辺倒とは一線を画す。
[質疑応答より]
■婦人服は、とにかく「可愛いか可愛くないか」。
■ブランドビジネスについて
(ブランドはもう飽きた)
ブランドで囲う顧客は10%。自分でセレクト出来るお客様が70%。
セレクトを要求されるお客様が20%。
■ファストファッションについて
(絶対に飽きる)
お客様のクローゼットを想像すると、自ずと我慢の限界が見えてくる。
■新規顧客開拓について
(イベントの仕掛け)
ライフスタイルやスタイリングなど、ターゲットの仮説を立てながら
様々な空気感を合わせて動員を図る。
■若手デザイナーに対して
(ビジネス度外視)
・場の提供の"裏のテーマ"として...
デザイナーにお客様の見る目/ニーズとのギャップを知ってもらいたい。
「相手の事を考えると、作品が商品に変わる」
自分のクリエーションのみを信じて、他の人の事を考えていない=売れない。
自分の作ったモノを、相手がどう思うか(生活シーン)を想像する事で、
初めて相手の事を考えたモノ作りがスタートする。
そして...
それを先回りして作ると、作品がビジネスに繋がる商品へと変化する。
非常に内容の濃いお話の数々でした。
そして集まった人たちの熱心な姿は、鈴木デザビレ村長の
いつにない笑顔に投影されていました♪。
須藤さん ありがとうございました!!
(講演会終了後...)
いつもの[はなの舞]にて懇親会スタート!!。

19名予定が、あれよあれよと31名に増えて大賑わいに(☆o☆)。

JAPAN-FPO・二友会・デザビレ関連・酒GO!!の会...
セミナーに参加したあらゆるジャンルの"知り合いの方々"が、
一同に介して酒と熱い気持ちを酌み交わした。
長蛇の名刺交換を終えた須藤さんと鈴木村長も遅れて到着され、
会場はさらにヒートアップ!!。

とても楽しい一時を過ごしました♪(*^ ・^)ノ⌒☆。
※最後に...
須藤さんとツーショット♪

二人ともホロ酔い姿にて失礼m(_ _)m。。。