(昨日...)
文化学園にて
「日本モデリスト協会/2001年度総会・講演会」
に出席しました。
講演会は
経済産業省 商務情報政策局 サービス政策局 課長 で
前製造産業局 繊維課 課長 の
間宮 淑夫氏による
「繊維・ファッション産業とモデリストの役割」
です。
講演内容を簡単に紹介・・・
【リーマンショック】
・世界同時不況
・全業種不況
・新興国台頭の中での不況
オイルショックと同じように、世界の土台が変わる(構造変化)。
◆人々の価値観が多様化
[安くて良い]から売れる訳ではない。[地球環境・安全安心]に価値観を見出す。
→ビジネスチャンス
◆日本は企業立国
鉱工業生産指数が回復
・企業の内訳
自動車・家電は9割まで回復、繊維・化学は7割まで
・売れているもの
輸出産業(外需)が回復、繊維ファッション(内需)は遅れる
・ヨーロッパは回復遅れる[ギリシャ問題]
氷山の一角
不動産バブルが弾ける
南ヨーロッパ(スペイン・イタリア)金融機関から流入
・産業によっても勝ち組、負け組が顕著に分かれる。
・ファストファッションは、新たなカテゴリーとして定着。但し100%にはならない。
◆元来、繊維ファッション産業は多様化されている。
◆経産省HP
繊維ビジョン(5年に1度)川上→川中へ
H.19にファッションという言葉が登場。
1.現状
2.ポテンシャル
3.アクション
4.国のサポート
5.[繊維ファッション産業がこれからの日本を変える]
1.これからの時代に対応
・日本の近代産業で、最も歴史がある(産業としての経験)
他産業は初めての落ち込みを経験
繊維産業も多様化している
経験を基に、技術を他産業に活かす
リーディングインダストリー
2.水処理技術(地球環境、安全安心)...繊維産業が大きく貢献
3.地方の産地
4.初めて衣料ファッションと産業素材に2分類
感性を形にする
・ばらまき支援を止める
・消費者ニーズ(需要に合致した供給)になっていない。
最後に...
根拠のない悲観に陥らないように
(講演会後、懇親会へ...)
いつもの面々と、楽しい一時を。。。
懇親会後は、恒例の2次会でまたまた熱い話を。。。