2010年05月20日

APC-NETセミナー「NYのパターンメーカーさん事情」

5/20(木)    U

(昨夜、恵比寿にて...)

APC-NETのボランチ/ユカアンドアルファさんのセミナールームにて、

「NYのパターンメーカーさん事情」

のセミナーが会員向けに開催されました。

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講師は、ユカさんのNY事務所駐在のMiwaさん。

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※セミナー告知文より引用...

今回APCメンバー、ユカアンドアルファスタッフのMiwaがNYから一時帰国しています。

Miwaをちょっと説明させていただきます。
彼女は現在ユカアンドアルファNY事務所で働いています。NYでは弊社の本来の業務、
アパレルCADの販売・レンタル、インストラクターをしながらパターンメーカーとして、
NY近隣アパレル・工場へパターンサービスを展開しております。
よってそのような日々の仕事の中で、NYのパターンメーカーさんをはじめ多くの業界で
働いている方がたとの交流があります。

そこで、その業務の経験(奮闘?)や彼女の視点から見た、NYのファッション業界の
現状を写真などを交えながら、APC皆様へお話させていただこうかと
この企画を考えました。


そしてサポート役に、NY進出を画策中のファッションしらいしの白石社長。

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セミナーの内容を以下、簡単に紹介させていただきます。


◆パターンは、プロダクション用とコレクション用に大別される。

[プロダクション用パターン]
 ・ハードペーパー(厚紙)を使用。
 ・型入れは、基本的に1人取り。
 ・マーキングは実寸大で出力。

[コレクション用パターン]
 ・パターンの国外持ち出しを嫌う。
 ・寸法には拘らない。
 ・デザイナーとパターンメーカーの距離が近い。
 ・モデルがフィッティング(ボディは使わない)。
 ・モリズン(トワル)は実際の生地を使用。
 ・仕様書はなく、代わりにカッターズマストという
   生地別パーツ数の表のみ存在する。
 ・スタイリストの役割が非常に大きい。 

◆日本人の活躍

 ・日本人のパターン技術は高く、信頼度も高い。
 ・有名ブランドには必ず日本人のパターンメーカーが存在する。

◆NYはサバイバル

 ・エネルギッシュ&ハングリー → パワフル
 ・パターンメーカーは高収入だが、恐ろしいほどのスピードが
   要求される。

◆質疑応答の中で

 ・デザイナーのスケッチ画からパターンメイキング。
 ・仕様書がなくても服作りが完成。
   ↓
 ・デザイナー&パターンメーカー&ソーワーの距離が近いので、
   意志の疎通のもと無駄のないスピード感で服作りが進行する。
   ↓
 ・パターンメーカーはデザイナーの領域、ソーワーはパターン
   メーカーの領域まで踏み込んだ理解度と創意工夫を持つ。
   ↓
 ・縦割りに分断化された日本の服作りは、一番大事な感性を削ぎ落と
   された感がある。

◆マンハッタンは、日本でいうところの馬喰横山町に縫製工場があるようなもの

 ・とにかく仕事は、至るところに転がっている。
 
◆マーケットは国外に

 ・今が、まさに過渡期である。
 ・一歩踏み出す勇気を。


参加した会員に勇気を与えていただきました。

今回のセミナーを企画・運営していただいた

ユカアンドアルファ及びAPC-NET事務局の皆様

本当にありがとうございました。
 


posted by ミズミズ at 01:43| Comment(0) | APC-NET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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