2010年11月01日

薄手ウールのピリツキ対策

11/1(月)    今年のお酉様は2回


【最近取り組んだ素材/薄手のウール】

アイテムはタイトスカートですが、他社作成サンプルは案の定ピりついていました。

他社サンプル.JPG


先日密かに開催されたニ友会/技術研修会で、師匠より伝授された対策を講じる機会が訪れました。


■ とあるモノを湿布して〜縫製〜割アイロンをします。

割る.JPG

■ 糸も替えながら、時間経過で検証します。

・テトロン80番手使用 4h経過後 右/未湿布・左/湿布済

テトロン#80.JPG

・スパフィラ80番手使用 4h経過後 右/未湿布・左/湿布済

ハイパー糸#80.JPG

その差は歴然としています。

■ 検証結果に基づいて先上げサンプルを作成

完成.JPG

提出後、数日経過しても"雨の日でも"ピリツキ"は発生しませんでした。


薄手のウールが有する素材特性に対し、昔の職人さんは当たり前のように対策を講じていたようです。
現在の空調が完備された工場内作業ではこの対策は非常に難しく、ワタシの知るところでは
国内でも数社しか対応出来ていません。
(※但し、中国の紳士服工場では実行されているようですが...)

簡易対策ですが、相当な効果がありました。。。

カッシミー.JPG


ラベル:ピリツキ
posted by ミズミズ at 00:50| Comment(2) | 技術研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
薄手ウールのぴりつきがない縫製は凄い!
Posted by moo at 2010年11月01日 08:12
mooサマ>

ご無沙汰&コメありがとうございます。

結構手が掛かりますが、仕上がりを考えると
手は抜けません。
Posted by ミズミズ at 2010年11月01日 12:26
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