2007年02月19日

万城目学「鴨川ホルモー」

2/19(月) 快晴です

昨日、万城目学さんの「鴨川ホルモー」を読破しました。

北上次郎さんが選ぶ「本の雑誌」2006年度エンター
テインメントベスト10の第1位に選ばれた作品で、
万城目(まきめ)さんのデビュー作です。

読後感は、一言で言うと...「お気楽に面白い!!」でした。
京都在住または出身の方が読んだならば、設定描写が
まざまざと頭に浮かぶくらい市内が詳細に描かれていまして、
今まで数回しか訪れた事のない(しかも主要観光地のみ)
ボクにも、京都観光案内みたいで楽しかったです。
自分の地元もこんなに綿密に描いてもらえる作家がいたら
嬉しいな〜、とも思いました。ピンポイントですが...。

[大まかな感想]
京大の主人公達は、明るい大学生活を送りながらも
「ホルモー」なる世界へ引きずり込まれて行きます。
展開は終盤に向かって一気に盛り上がりまして、
読者側も物語にどんどん惹きこまれていきます。
途中からは、待ってました!と魑魅魍魎な世界に突入
しますが、最初はファンタジーな世界で始まります。
終盤は、多少ホラー的要素が現れますが、そこはお気楽
大学生のこと。固い友情とほのかな愛情でさらりと
かわします。

いや〜面白かった。
お勧めです

posted by ミズミズ at 13:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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