[読後感番外編]
「気まぐれコンセプトクロニコル」を読破(?)しました。
学生時代に、週刊ビックコミックスピリッツで愛読していた
4コマ漫画の集大成版です。
時代は'84まで遡りまして、秀作をピックアップしながら
年代を流れてきます。
まさに今流行りのバブルへGO!!
といった感じです。
この時代に社会人を経験した者にとっては、本当に
「あの時代は何だったのだろう...」と思いつつも、漫画に
出てくる様々な事象を「あった!あった!」と懐かしく
思い出しながら読み進めました。
[新入社員の頃に聞いた話(当時を思い出し...)]
平日夜は、
銀座の「DINO CLUB」や
日比谷の「RADIO CITY」で、
「HARPERソーダ」や「C.C.ソーダ」を飲みながら80'Sで
汗をかき、週末金曜日になると青山キング&クイーン
に出動して同級生と集まり、また新たな職場で知り合った友人を
同伴しながら親交を深め、「異業種交流会」
と称して後日集まり、友達の輪を広げて行ったそうです
(後年それは名前を変えて「合コン」と呼ばれるようになったとか)。
クリスマスには、カップルが日本橋三越本店の
「TIFFANY」に殺到して、
色の黒い店員(通称”ひまわり君”)の口車に乗せられて、
本当はシルバーを探していたのにいつの間にかゴールドを
買わされる羽目になっても「まぁしょうがないか...」。
あまりの売れ行きに、価格の3割は占めると思われる
「TIFFANY」の袋がなくなって「三越」の袋になっても
「まぁしょうがないか...」。
と思えたそうです。
クリスマスイブはホテルで過ごさなきゃカップルじゃない...
という強迫観念に襲われて、
「赤プリ」やら「ANA」やら
「インペリヤル」やら「オークラ」やら
を予約しまくったもののそれを忘れていて、イブ直前に
各ホテルからのreconfirmでその事実を突きつけられて
青くなり、社内で後輩達に「はい[赤プリ]あるよ〜」と
ダフ屋のように売り捌いて、結果的には感謝された。。。
という輩もいたそうです。
(※いずれも聞いた話です)
現在「バブルへGO!!」なる映画も上映されていますが、
時代は回帰するといってもあの時代はさすがに戻って
こないでしょうね。戻ってきても疲れますね。
今は昔...時代検証するくらいが丁度いいようで。
タイトル[若気の至り]
[追伸]
久しぶりに渋谷109に行った!という友人からメールが
ありまして、「ファッションは、まさに時代回帰している。
あの当時のボディコンを引っ張り出して着たい!!」てな
内容でした。
「箪笥の肥やし」も陽の目を見る時がきましたぞ!!。
但し勇気があればの話...。