2007年04月22日

日本モデリスト協会:講演会〜パーティー〜二次会まで参加しました。

4/22(日)  昨日に続き快晴、但し同様に風強し!!


[昨日の講演会]
文化学園に到着して、会場の教室に上がりました。入り口で「日本モデリスト協会」の本多事務局長とアパレル工業新聞の三宅編集長に挨拶して窓際の席に着席、眼下に広がる穏やかな景色を眺めました。
総会開始直前に入って来られた女性と目が合いました。お互い「あっ!!」と驚きまして、すぐに隣りの席に来られました。10年ほど前に東スタさんでお世話になった斉藤純子さんです。小声でこそこそ近況報告をしてるうちに、総会はつつがなく終了しました。
総会終了後、5分間の休憩をはさんで「記念講演」が始まりました。本日の講師は服飾評論家の「遠山周平」氏です。

「現代スーツの流れ

〜モデリストに求められるもの」


執筆活動がメインで、あまり講演をされない「酒脱自在」の服飾名人:遠山周平氏の貴重なお話を聞く機会を得ました。
(以下、講演内容の簡単な紹介)
ヨーロッパでは、単にデザインだけではなく店舗イメージやビジュアルコントロール、さらに末端の生産ラインまでをコントロールできる人を「モデリスト」と呼びます。彼らは、デザイナーのデザインをどのディティールで、どの素材におとせるかを判断する生産工程の現場監督でもあるのです。
また「モデリスト」と対峙するのが、イタリアでは「スチリスタ」と呼ばれる人達で、彼らは顧客の要請したまったく新しいオリジナルのカタチを作り上げます。
いずれの職種も、古着の分解及び解析を1つの手法としていましす。余談になりますが、日本でも著名なテーラーの職人の方が「自分の作った服が、いつ誰かに解かれるやも知れないから、解かれても恥をかかない様に服を作りなさい」とおっしゃっていました。
現在のヨーロッパでは、モデリスト・スタイリスト・パタンナー等の優秀なスタッフが集合したデザイナーが、良い服を作ると言われています。スポンサーは、新人デザイナーとの契約期間を3年間でして、言うなればその3年間が投資回収期間となります。どんなに著名なブランドでも、回収できない場合は3年でスパッとクビを切られてしまうシビアな世界です。

メンズの流行のお話をしますと、’93は俗に3Gと呼ばれたArmani・Ferre・Versace全盛の時代でした。彼らの服は柔らかくたっぷりの量感のある服でした。素材のテンションを生かす事にポイントをおき、曲線を生み出す為のテープ使いや芯を使わずにドレープ感を出す手法が数多く使われました。
ところが'95に入りますとPRADAがメンズに進出しました。それもたった1冊のカタログにシンプルにまとめただけで...です。
この時代の転換のポイントは、「今ある流行をどう塗り替えるか?、どう陳腐化させるか?」です。

今年は転換期を迎えています。キーワードは「アメリカ」と「1950年代と1980年代」です。
'90ミラノ、'00パリに続いて、現在の主流は「アメリカ」です。GuuciやRalphLaurenに代表される、ヨーロッパの洗練されたフィルターを通した現代のカウボーイファッションが、その顕著な例です。
50年代は「テディボーイルック」、80年代はDCブランド全盛でした。例えばLANVINですと、アウトショルダーにパッドを使用した80年代を思わせる構造的な肩ですが、製品洗い加工をそていまして、「贅沢だけど気軽に着れる服」を表現しています。
またBOTTEGA VENETAのデザイナーTomasMaierは、新たなレジャースーツというジャンルを開拓しました。上下異素材でも風合い・トーン(色の濃さ)を揃える「ワントーン・コディネート」で、スーツとしての関連性を持たせて提案しています。
今最も刺激を受け、注目しているのがアメリカのThomBrowneです。

結論を申し上げますと、この「キーワード」のどの部分をどのように表現・テイストを感じさせるかが、「モデリスト」に求められている部分なのです。

余談になりますが、信州大学の繊維学部感性工学科の「菅原徹」教授が、「笑顔の研究」をされていまして、<黄金比>というものが存在するそうです。<黄金比>は遥か大昔からありまして、人間が見て最も美しい形です。身近なもので言えば「名刺」がその代表例で、縦:横比が1:1.6180がその<黄金比>になります。例えば人の顔の目のラインと口のラインで四角形を作りますと、無表情の時は1:4ですが、笑顔になりますと1:1.6(近)となり<黄金比>に近づくのです。。。

〜拙い文章ですが、遠山周平氏の講演は以上のような内容でした。ありがとうございました。


講演終了後、会場を地下に移して[懇親会]が始まりました。小腹も空いていたので早速食事を取りに行きまして、赤ワインと共にたっぷりと頂きました。
そして二次会へ...アパレル業界の重鎮の方々にいろいろとお話を聞かせていただきまして、大変有意義な時間を過ごす事が出来ました。
日本モデリスト協会が一貫として取り上げている「パターンと縫製のマッチング」について、これからも諸先輩方から教えをいただきトコトン勉強して突き詰めて行きたいと思います。



[本日]
午後、おなじみ原宿の「RIFF」にヘアカットに行きましてから帰り道に、
三河島駅のすぐ近くのお気に入りのケーキ屋さん「苺屋」に寄りました。

苺屋.jpg

5種類のケーキとマカロンを購入して自宅へ戻りました。

苺屋のケーキ.jpg

[さてと、本日の夕飯のメニューは・・・]

今夜のメニュー.jpg

@叙々苑も真っ青になる手作り特製ゴマ油のドレッシングのサラダ
A特製隠し味を加えた黄金チャーハン
B広島の高橋くんから貰った棒ラーメン「とんこつ味」

の中華シリーズです。








posted by ミズミズ at 13:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本モデリスト協会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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