[本日の血圧 141mmHg/93mmHg...昨夜美味しいものを作り過ぎたかな]
(9:00より)
技術研修会の補足としまして、現在進行中のテーラードJKの「工程分析」の
勉強会を開講しました。

今回の講師は、なんと”ワタクシ”が務めます。
数年振りの工程分析ですので、事前にあれやこれや思い出しながら
を作成した「基本形」に基づいて、勉強会をスタートします。
まずは記入上の記号の説明から始めます。
○...本縫いミシン作業
◎...アイロン及び手作業
●...特殊ミシン作業
表前身頃の◎各種伸止めテープ貼りからスタート...
簡易工程分析表に、記号と工程名を記入していきます。
表前身頃の作業工程を基本ラインとして、それに合体する各パーツの
作業工程ラインを切り貼りして、時系列を加味した「工程分析表」を
完成させます。

(※本当は、本流の左側に合流パーツは持ってきちゃいけないんですが、
分かり易くする為に何パーツか左側に持ってきました。)
これはあくまでも作業タイムを入れてない「工程分析表」ですが、
実際に作るのは皆始めてで、最初のうちは戸惑っていましたが、
すぐに慣れてすらすら書けるようになりました。
さぁこれからが腕の見せ所!!>>>
どの順番で何を縫うかの「割付」を説明します。
弊社の場合は「セル生産方式」なので、縫製ラインに割付をする事はありませんが、
その分、個々の技量(理解度)によりまして作業ロスが顕著に現れます。
初回の「技術研修会」で話のありました
「服作りは、毎日の料理を作る事と同じです」
を再度話しながら、まずはポイントを話しまして、次々回研修会までの
宿題としました。
[ポイントを整理すると...]
@各パーツの○◎●数を数えて全体の比率を見る。
A各パーツの○作業前の◎を、統合できるか考える。
B同一素材で、作業が統合できるか考える。
C同一パーツ内でも、◎及び○作業が統合できるか考える。
です。
初めての講義を終えて、教える(伝える)事の難しさ、各スタッフの
理解度(速度)の違いを、改めて実感しました。
でも、これが重要なコトなんですね。
ラベル:工程分析