2007年07月28日

「第4回 技術研修会」

7/28(土) 晴れ...本日も真夏日突破か。。。 
[本日の血圧 139mmHg/91mmHg...足して2で割ると、ちょうど上限いっぱい]
[本日の社内湿度 45度]

本日、「第4回技術研修会」を開催します。

今回よりいよいよ縫製の実践に入ります。
(9:00)
前回の研修会の後、宿題となり各自頑張って作成した裁断品を
持参して、集合しました[参加14名]。

【前身頃テープ貼り】
☆出来るだけテンションのかからないフリーな状態でテープを置いて、
上から押さえるように貼ります。
☆フロントの地の目がストレートな部分は、生地を引っ張ってみて伸びなければ
テープは貼りません。
テープ貼りは縮みの原因になりますので、必要のとしない部分は貼りません。
☆今回は縫い代を外して、テープを貼ります。
☆ラペル返り部分はテープ貼りを抜きます。
☆裾周りのカーブは、ハネ防止の為に身返し付け線よりも3cm程長めに
テープを張り気味に貼ります。
※前入れの際に、イセた分だけ身返しを引いて縫います。
前端テープ貼り.jpg
☆返り線は、1cm離して3〜4mm吊り気味にストレートテープを貼ります。
※この目的は、返り線が浮かないようにする事と、バストの高さを補う為です。
返り線テープ貼り.jpg
☆カーブ部分のテープの貼り方は、外周り部分を半分だけ貼ってから
内周りの余った分を、アイロンで押さえ込みます。
☆ハーフバイヤステープは、以前は12°が主流でしたが、支えにならないので
最近では角度を立てた6°が主流となっています。

【ミシンの調整】
[下糸の調整]
☆まず重要な事は、下糸を巻き取る時のテンションです。
固めに巻いてあるボビンは糸が伸びていますので、後で伸びが戻ると
ピリツキの原因となります。
☆テンションの目安としては、市販の糸を爪で押した固さが1つの目安となります。
糸巻きのテンション.jpg

[上下糸のバランス]
☆生地をバイヤスで縫って糸が切れなければ、上下の糸調子は合っています。
糸が切れた時、切れた糸の方が短いので、それを参考に糸調子を合わせます。
※JUKIでは、切れた糸を解いて計測しているそうです。

[押さえ圧]
フリーの状態で生地を縫い合わせ、そのズレを確認します。
その対処としては、押さえ圧・送り歯の高さの調整や、引き縫いが挙げられます。

【ダーツ】
[ダーツ縫い]
☆当て布を使用し、ダーツ先の消し込み・返し針の縮みを防止します。
☆パターン上でダーツ線は直線ですが、ラインの繋がりを考慮すると

ダーツはカーブに縫わなければなりません。
生地を支える左手の中指と薬指で生地を引いて、直線に縫います。
「程よいカーブを自分の指で作ります」
_[cD.jpg

[ダーツ処理アイロン]
☆前端線は、必ず地の目を真っ直ぐに通して、地の目ば狂わない様にアイロン割ります。
☆脇側で、ダーツ分量を半分消し込みます。
_[cNZ.jpg
☆ダーツ先は生地が膨らみ易いので、必ず上から押さえる様に整形アイロンを入れます。
_[cNZ?.jpg

[脇縫い]
☆生地端より1cm手前に針を落とし、そこから返し針で戻り、縫い始めのズレを防ぎます。
eD.jpg

[脇割りアイロン]
☆縫い目線を真っ直ぐに通す様に、生地を伸ばさずにバイヤス方向に引っ張りながら
クセ取りアイロン処理をします。
eNZ.jpg
※アイロンは平らに使うだけではなく、アイロンを傾けエッジを利かせて
イセ込みたい分量を浮かしたアイロンの中に入れて押さえ込みます。
ACGbWpNZ.jpg
☆縫い目線を真っ直ぐに通し、左手の指を先行動作で押さえ込む様に縫い代を
割った上を、アイロンが追従します。
☆アームホール付近の脇身頃(写真斜線部分)の形状は、絶対に崩さぬ様にします。
eACA.jpg
☆ダーツ分量を逃がしながら、アームホールを作ります。
eAC.jpg

[アームホールテープ貼り]
☆パターンでアームホールの形状を確認して、端打ちテープを貼ります。
AHp^[mF.jpg
カーブしていますので貼り難い箇所ですが、縮めてしまいますと袖付けの
イセ分量が増えてしまいますので、注意して下さい。
AHテープ貼り.jpg  

(ここで各ペア同士、ここまでの工程を確認し合いながら作業進行します)

【箱&玉縁ポケット作り】
※今回のポイントは、作成工程で極力アイロン工程を減らした作り方をします。
これは、途中にアイロンが入り形状が崩れてしまう事の防止と、
ミシン⇔アイロンの移動回数を減らす目的があります。
流れ作業ではなかなか実践できませんが、「セル生産方式」でこそ実践できる
作業方式です。

ポケット作り工程表.jpg

[箱ポケット縫い]
|Pbgt.jpg
[玉縁ポケット縫い]
tA.jpg
[ポケット完成]
|Pbg.jpg
※まずはパーツをアイロン処理して、仮縫い押さえを多用する事と、テーブルで
ハサミを使用する事により、移動は3回で済む計算になります。


(所用により16:00で離れましたので、この後の研修会の様子は
後日アップいたします)

[今回の研修を終えて...」
今回からの「縫製実践編」では、普段の作業とオーバーラップする部分ですが、
それでも「忘れていた事」「目から鱗が落ちた事」など、大変有意義な内容でした。
お互いのペアの動作確認、教える事の難しさなどを経験し、ますます
今後の研修会が楽しみになりました。


次回は、8/11(土)開催予定です。


ラベル:技術研修会 縫製
posted by ミズミズ at 06:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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