2007年04月15日

久しぶりの「柴田よしき」

4/15(日)  晴れ。風も日差しも穏やかな事で


先日、書店の平積みで「柴田よしき」さんの新刊に出会いました。
「回転木馬」というタイトルです。
なんだか懐かしくなりまして、すぐに手に取りレジへと向かいました。

「柴田よしき」さんの作品は今から10数年前に出会い、そしてファンになった
最初の女流作家です。
第十五回横溝正史賞を受賞した「RIKO−女神(ヴィーナス)の永遠」から、
「聖母(マドンナ)の深き淵」そして「月神(ダイアナ)の浅き夢」へと続く三部作...
警視庁の女性刑事「村上緑子」の恋愛&性愛小説としても絶賛を浴びた
新たな警察小説に、どっぷりとハマッてしまったのでした。
残念ながらその後RIKOとは出会えませんが、昨年読んだ「誉田哲也」さんの
「ストロベリーナイト」の主人公:警部補「姐川玲子」に、その姿を逢わせ見ました。
(続編を期待します)

(話を本作品に戻して>>>)
女性探偵「下澤唯」が、謎の失踪を遂げた夫を十数年に亘り探し続けます。
僅かな手掛かりを頼りに、その過程で様々な運命十字架を背負った女性達に
出会い、心を交わし、そして再会を夢見てラストへとストーリーは展開します。
[読後感]
久しぶりの「柴田よしき」さん、女流作家ならではの繊細な心理描写に触れました。
ラストは...ネタバレですが幸せな結末を迎えます。


「追伸」
本日、恩田陸さんの新刊「朝日のようにさわやかに」を注文しました。
またまた「恩田ワールド」に浸ります。


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2007年04月09日

あっという間の「家日和」

4/9(月) 曇り、せめて日中雨だけは降らないで...


[13:00 弊社2Fにて]
先週末に訪問した「ファッションしらいし」さんネタを、
早速スタッフ全員にフィードバックしました。みんなが
真剣に聞いているのが視線を通して感じる>>>まるで
白石さんの話を聞いている時の自分のように。
15:00休憩の時、憩いの場はいつもの雑談の場ではなく、
みんなからの様々な質問が飛び交う、非常にポジティブな
場となりました。
またみんなで情報&技術を共有しましょう。

週末、久しぶりに読書の時間を作る事ができました。

新刊情報で知り即本屋さんで購入した奥田英朗さんの新作
「家日和」です。

a@.jpg

6話から構成された短編集です(伊良部先生は登場しません)。
あっという間に、すらっと読破してしまいました。
読後感は...ホンワカしました。

aA.jpg

平凡だけど、「そう、こんな家庭(家族)はあるよな〜」
と思わせる展開ばかり。前々作の「ガール」で感じた事ですが、
奥田さんは女性の立場からの心理描写が絶妙!!。
あまり語るとネタバレしますので、あとちょっとだけ書き
ますが、第6話目の「妻と玄米御飯」の主人公は...もしかして
奥田さん本人がモデル?...。

とにかくアッサリと読めちゃいますが、ホンワカする事
間違いなし!!。


[本のオビに気になる文章が...]

「2007年 奥田英朗のオンリー・ワン!」とありますが、
これで今年終わりって訳じゃ〜ないですよね。



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2007年04月06日

熱烈!伊坂サイト

4/6(金) 時より雲間から晴れ間が覗く


ボクのBlogタイトルの元になった伊坂幸太郎さん。
懇意にしている読書好きな潟сMの小川さんも先日...
「すごいですね。。。伊坂。。。只今[〜鴨〜]読んでいます」と
見事にはまってしまいました。
もちろん師弟サイト(笑)の「陽気な私達が会社を回す」を担当している
弊社新入社員の乙女2人も、採用面接の時から啓蒙しまして
どっぷりハマってしまいました。
ネット上でも熱烈ファンサイトがありまして、すぐさま登録
してしまいました。

伊坂幸太郎同盟」   〜乙女Aも登録したとの事。


そしてもう一つ...これも頻繁に更新しています熱烈サイトです。

無重力ピエロ」   〜こちらもお勧めです。


本日は夕方、新高円寺の「ファッションしらいし」さんまで
行って来ます。
これから日本を背負って立つ服作りのプロ集団
われらが二友会の会長が白石さんなのです。
本日の行社目的は...
@新しく導入した最新設備を見学に行く。
A昨日、広島の高橋君が届けた「ECカッター」と
「NEWラーメン」を受け取りに行く。
です。

@&Aに関しては、また後でアップします。。。 
ラベル:伊坂幸太郎
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2007年03月08日

伊坂ファン必読!!

3/8(木)  空は晴れているが、下界は多種な風邪が蔓延        

昨夜、フラッと立ち寄ったコンビニのマガジンラックの
雑誌と雑誌の隙間から、「伊坂...」という名前が顔を
覗かせていました。
それを見逃すはずもなく、すかさず手にとるとその雑誌は
R社発行の「ダ・ヴィンチ」で、「伊坂幸太郎大特集」
とありました。すかさずレジへGO!!。。。帰宅後に
読みました。

「縫製工場が地球を回す」
このBlogのタイトルから(解る人には)分かる通り、
ボクは伊坂幸太郎さんの大ファンなのです。
(※このタイトルの元ネタは初映画化された
「陽気なギャングが地球を回す」という小説です)
そもそもの出会いは「死神の精度」という短編小説でした。
「何でこんな文章が書けるんだ」
それは衝撃的な出会いでして、それからというものの
デビュー作の「オーデュボンの祈り」に遡り、そして一気に
新作「フィッシュストーリー」まで読み続けているのです。
多くの伊坂ファンが数多く語っていますので、同じ感想を
持っていますが、各作品を読み終える度にいつも思うことは
前述の文章のテンポ・言い回し・展開力...の上手さです。
それとなんといっても、「伊坂ファン」をくすぐる作品間での
人物&出来事のリンクです。
今回誌面上でその「伊坂ワールド作品リンク最新版」が
公開されました。

伊坂ワールド.jpg

邪道だけれど、これを待っていた!!という人は結構多いと
思います。正直こんなにリンクしているとは...またこの
リンクを基に、作品を読み直してみます。

伊坂ファンは必読です!!


[追伸]
一番好きな作品は、ラストで鳥肌が立ったデビュー作
「オーデュボンの祈り」です。
一番好きな作品をBlogのタイトルにしたかったのですが、
さすがにボクの顔でタイトル「縫製工場の祈り」じゃ〜
かなり引いてしまう会社になっちゃいますからね。
ちなみに二番目に好きな作品は新作「フィッシュストーリー」
です。

初夏ロードショー予定の映画化第2弾
「アヒルと鴨のコインロッカー」

週刊「モーニング」に掲載予定の「モダンタイムス(仮)」

今から楽しみ!!。







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2007年03月05日

「気まぐれコンセプトクロニクル」(番外編)

3/5(月) 曇り&暖かく&風強し&夜は雨かも


[読後感番外編]
「気まぐれコンセプトクロニコル」を読破(?)しました。

学生時代に、週刊ビックコミックスピリッツで愛読していた
4コマ漫画の集大成版です。
時代は'84まで遡りまして、秀作をピックアップしながら
年代を流れてきます。
まさに今流行りのバブルへGO!!
といった感じです。
この時代に社会人を経験した者にとっては、本当に
「あの時代は何だったのだろう...」と思いつつも、漫画に
出てくる様々な事象を「あった!あった!」と懐かしく
思い出しながら読み進めました。

[新入社員の頃に聞いた話(当時を思い出し...)]

平日夜は、
銀座の「DINO CLUB」や
日比谷の「RADIO CITY」
で、
「HARPERソーダ」や「C.C.ソーダ」を飲みながら80'Sで
汗をかき、週末金曜日になると青山キング&クイーン
に出動して同級生と集まり、また新たな職場で知り合った友人を
同伴しながら親交を深め、「異業種交流会」
と称して後日集まり、友達の輪を広げて行ったそうです
(後年それは名前を変えて「合コン」と呼ばれるようになったとか)。

クリスマスには、カップルが日本橋三越本店の
「TIFFANY」に殺到して、
色の黒い店員(通称”ひまわり君”)の口車に乗せられて、
本当はシルバーを探していたのにいつの間にかゴールドを
買わされる羽目になっても「まぁしょうがないか...」。
あまりの売れ行きに、価格の3割は占めると思われる
「TIFFANY」の袋がなくなって「三越」の袋になっても
「まぁしょうがないか...」。
と思えたそうです。

クリスマスイブはホテルで過ごさなきゃカップルじゃない...
という強迫観念に襲われて、
「赤プリ」やら「ANA」やら
「インペリヤル」やら「オークラ」やら

を予約しまくったもののそれを忘れていて、イブ直前に
各ホテルからのreconfirmでその事実を突きつけられて
青くなり、社内で後輩達に「はい[赤プリ]あるよ〜」と
ダフ屋のように売り捌いて、結果的には感謝された。。。
という輩もいたそうです。

(※いずれも聞いた話です)

現在「バブルへGO!!」なる映画も上映されていますが、
時代は回帰するといってもあの時代はさすがに戻って
こないでしょうね。戻ってきても疲れますね。
今は昔...時代検証するくらいが丁度いいようで。

若気の至り.jpg
タイトル[若気の至り]



[追伸]
久しぶりに渋谷109に行った!という友人からメールが
ありまして、「ファッションは、まさに時代回帰している。
あの当時のボディコンを引っ張り出して着たい!!」てな
内容でした。
「箪笥の肥やし」も陽の目を見る時がきましたぞ!!。


但し勇気があればの話...。






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2007年02月25日

「信長」(番外漫画編)

2/25(日)  本日も快晴、でも寒そうだな〜(10:00時点)


昨日、仕事帰りに馴染みの(?)「古本市場」にふらっと
立ち寄って新古本を覗きましたが、既に読み終えた本か
食指を動かされない本ばかりでしたので、久しぶりに
奥の漫画コーナーへと足を運びました。
入ってすぐの右手に「メディアファクトリー」のコーナー
がありまして、そこに「信長」が並んでいました。
それは大好きな池上遼一の作品で、何年も前から何度か読もう
と試みましたが、何故か読まずに今日まで来ていました。
ちょうど、伊坂「フィッシュストーリー」を読み終えて
読む本がなかったので、「今がチャンス」とすかさず
「信長」を手に取りレジへ向かいました。

歴史は好きなジャンルで、しかもこの時代は映画・TV・
小説などで何度も取り上げられている時代背景なので、
概ね知っているつもりでしたが、読んでみると結構知らない
こと・忘れていたことも多くありました。

全国が統一されよう(しよう)とする時代を駆け抜けた
一人の男「織田信長」。その周囲には、その後の歴史を
築く「豊臣秀吉」「徳川家康」の若き頃の姿があり、
また時代・役目を終えようとする「斉藤道三」「今川義元」
「武田信玄」「足利家」「朝倉義景」「浅井久政・長政」
「上杉謙信」「武田勝頼」...多くの武将の姿がありました。
そして、何度の危機を乗り越えた「織田信長」も周知の通り
天下統一の夢半ばで絶えるのでした。

この時代は、まさに男が男として輝き、オスとして闘って
いた時代ですね。今も男の世界は闘いの連続とは言われま
すが、滅多に命までは取られませんから。

[追伸]
作画「池上遼一」は、大昔の「男組」からのファンでして、
ボクの生涯たぶんこれを超える作品にはめぐり合えない!!
とも思える偉大な「サンクチュアリ」を世に送り出しました。

そのうち、この「サンクチュアリ」についても熱く語ります。
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2007年02月23日

「フィッシュストーリー」

2/23(金) 朝から雨 


昨夜、伊坂幸太郎の新刊「フィッシュストーリー」を
読破しました。

大好きな作家の新刊なのに、発行よりも1ヶ月遅れて
しかも書店の平積みで気がついたという情けなさ。。。
という事で残念ながら第2刷となってしまいました。

期待に違わぬ読後感!。

今作品は4つの短編小説が、お得意の作品間リンクで
綴られていて、伊坂ファンには堪らない&堪えられない
作品に仕上がっています。
「動物のエンジン」
読んだ後は、「んっ?」とちょっとした肩透かし感を
感じましたが、これも後半一気に盛り上がり型の伏線か。
「サクリファイス」
短編ですが、本当に構成がしっかりしている良い作品。
最後にはしっかりとオチもあって。
「フィッシュストーリー」
短編なのに、作品間時代別リンク構成。
大好きです。
本当に「お礼は、その人のお父さんに」でした。
「ポテチ」
今村と黒澤のどっちが主役か。何故、今村がポテチごときで
泣いたのか。
持ってかれました。


本当にどの作品もいいな〜。はずれなし。


お勧めです。


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2007年02月19日

万城目学「鴨川ホルモー」

2/19(月) 快晴です

昨日、万城目学さんの「鴨川ホルモー」を読破しました。

北上次郎さんが選ぶ「本の雑誌」2006年度エンター
テインメントベスト10の第1位に選ばれた作品で、
万城目(まきめ)さんのデビュー作です。

読後感は、一言で言うと...「お気楽に面白い!!」でした。
京都在住または出身の方が読んだならば、設定描写が
まざまざと頭に浮かぶくらい市内が詳細に描かれていまして、
今まで数回しか訪れた事のない(しかも主要観光地のみ)
ボクにも、京都観光案内みたいで楽しかったです。
自分の地元もこんなに綿密に描いてもらえる作家がいたら
嬉しいな〜、とも思いました。ピンポイントですが...。

[大まかな感想]
京大の主人公達は、明るい大学生活を送りながらも
「ホルモー」なる世界へ引きずり込まれて行きます。
展開は終盤に向かって一気に盛り上がりまして、
読者側も物語にどんどん惹きこまれていきます。
途中からは、待ってました!と魑魅魍魎な世界に突入
しますが、最初はファンタジーな世界で始まります。
終盤は、多少ホラー的要素が現れますが、そこはお気楽
大学生のこと。固い友情とほのかな愛情でさらりと
かわします。

いや〜面白かった。
お勧めです

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2007年02月14日

「ダナエ」

2/14(水) 予報通りの曇りのち雨

予想通りと言うか、難航していた「恩田陸」新作を読破
しましたら、読書が進むこと進むこと。
で、今回読破しましたのが藤原伊織の新刊「ダナエ」です。

今作品は、珍しく短編小説でした。
「ダナエ」「まぼろしの虹」「水母(くらげ)」の三部作
ですが、正直言って前作「シリウスの道」のような感動が
ありませんでした。
各作品ともそつなく話は展開し、ちゃんと転結となるのですが
う〜ん...山谷が低く、森も生い茂ってない...という感想
でした。
好きな作家でも、良い悪い(言い換えれば、合う合わない)
がありますね。でもこれからも読み続けて行きます。
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2007年02月13日

「無法地帯」

2/13(火)  穏やかな快晴だが、それも今日までという話


今回読破した本は、ある意味記念すべき第一作目です。
それは、中一の長男が自ら書店で探し、解説を読んで
面白そうだからと買って読んだ本なのです。
「面白かったから読んでみてよ」と渡されましたが、
その時点でこちら「恩田陸」に難航しておりまして、
「読んだ?」「いやっまだ」「読んだ?」「いやっまだ
手持ちの本が読みかけ」という会話を繰り返していました。
恩田さん通過後に読み終えたのが、
この大倉崇裕の「無法地帯」でした。

稀代のオタクを自負する(?)著者が描く、レアグッズを
めぐって繰り広げられる争奪戦が舞台。各ジャンルの様々な
職業のコレクター達が登場しますが、登場場所といいその
レアグッズといい、著者の知識はかなりのもの。かなりその
道に精通しないと描けない世界でありまして、作品を通して
著者の生き生きした姿が想い描かれます。

かくいう私もちょっとこれに近いオタク的部分がありまして、
小中学生の頃に作らずに大事に保管してあるプラモデルが
あるのです。
数年前にその手の模型専門店に行きましたら、なんと自分の
保管しているプラモデルが¥10000〜15000の値段が付いて
いるではないか!!。
これはそのまま寝かしておこう。。。と思い、実家から
自宅に引き上げて大切に保管しています。
その姿を知ってか知らずか、はたまたDNAか、長男もおそらく
その部分を持ち合わせているようです。

保管品の一部...

田宮模型 1/50 「零観」「三式戦:飛燕」

わかる人にはわかるかな。。。



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2007年02月04日

「中庭の出来事」

2/4(日) 快晴&寒風強し


恩田陸の「中庭の出来事」をやっと読破しました。

前作「チョコレートコスモス」と同様にジャンルは[演劇]ですが、
全く別物でして、前評判通りのさらに進化した「恩田ワールド」でした。
今作品の評価は、思いっきりり二分されているようですが、
個人的には楽しく読めました。
登場人物が少なく展開もそう多くはないんですが、それぞれの事象を、
その少ない登場人物の台詞を用いて様々な角度から表現しています。
但し読後感としては、RPGゲームをなんとかクリアしたものの、
これから各パートに戻ってゆっくりと味わおうかな...
しかも各パート毎に付箋を貼って、ストーリーの繋がりを確かめながら...
という感想でした。
実験的要素が多分にあるようですが、一つの物語にこのような
客観的視点(切り口)を取り入れるとこのような膨らみが生まれるのですね。

斜め読みのボクが、滅多にない二度読みに入ります。
またしばらく楽しめそうです。
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2007年01月25日

[使命と魂のリミット]

1/26(木)  天気晴朗なれど北風強し


一昨日から久しぶりに本を読む時間が出来まして、買ったまま
飾られていた一冊を読みました。
東野圭吾の新刊[使命と魂のリミット]です。

前作[赤い指]の読後感もブログで触れましたが、今作品の読後感
を一言で言うと...
「東野圭吾さんも優しくなったな」という感想でした。
前作品ではラスト[一部救われる]、
今作品ではラスト[全面的に救われる]...
[救われる]とは読み終えたボクの読後感ですが。
東野ファンには評価が分かれるかも知れませんが、結構好きです。
しかし東野圭吾さんは、なんでこんなに医療ジャンルが(も)
得意なんでしょう。


明日からは、難解と評判の恩田陸さん新刊[中庭の出来事]に突入。
この恩田ワールドは、滅多にない二度読みになるな...。



万事[真剣勝負の本物]に出会う為に。
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2007年01月08日

[東京ダモイ]

1/8(月) 晴れ

今年読破2作品目は、第52回江戸川乱歩賞受賞作、鏑木蓮の[東京ダモイ]
でした。

一気に読み終えましたが、自分に馴染む好きな文章でした。
今作品は、戦後後60年が経ちすでに風化されつつあるシベリア抑留問題
を題材として、極限状況下で起こった殺人事件を、長い年月を経て
起こるべくして起こったさらなる殺人事件を契機に、現代に生き延びた
抑留者の句集から謎解きさせています。
後半に向けて、刑事と出版社の両面から句集の謎解きに入り、事件解決
へと進みますが、問題の本質は戦後処理の最大の闇、ヒロシマ・ナガサキ
の原爆投下を大幅に上回る約30万人の死者を出した[シベリア抑留による
強制労働]を深く掘り下げたという事です。
[ダモイ]=[日本への帰郷]を夢見ながら、極寒の地に倒れて行った多くの人々。
戦後の大国間の硲で風化されつつある事実は、決して教訓にはされずに
その後も地球上で、旧ソ連、カンボジア、その他各紛争地域で
[民族浄化]と名を代えて繰り返されています。

今言える事は、その時代を生きなくて本当に良かったという事です。

[追伸]
昨年は、早瀬乱の[三年坂 火の夢]とのW受賞でした。候補作の[ライダーズ・ハイ]と併せて
読んでみたいですね。
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2007年01月04日

[日本沈没 第二部]

1/4(木) 晴れ

年末にバタバタした為、本日久しぶりに読書の時間が作れました。
今年の読破1作目は、小松左京+谷甲州の[日本沈没 第二部]でした。
今作品の設定は[異変]から25年後、世界各地に散って行った日本人は、
国土は失ったものの日本人としての誇りを胸に困難を背負いながらも、
着実に根を生やしていった...。
(ネタバレの為、省略)
その後ストーリーは日本民族の彷徨から、[異変]がもたらした地球環境の
激変へと急展開していく。
しかし話の後半は、中国とさらには米国をも敵性国と見做してしまう雑さ。そしてラストは...
あまりにも稚拙じゃ〜ありませんか(-o-;)。
読みながら大昔に映画館で観た[日本沈没]の、小野寺(藤岡弘)と玲子
(いしだあゆみ)が思い出され、その二人が...ここもネタバレになって
しまうのでカット。
日本人のアイデンティティを論争する部分(だけ)は良かったかと。

[余談]
映画[日本沈没]で東京が地震に襲われた場面で、皇居に押し寄せる群集を
救うべく、丹波哲郎演じる時の首相が訴えた「人々を宮城に入れて下さい」のフレーズが、
何故か今でも忘れられません。
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2006年12月11日

[雷の季節の終わりに]

12/11(月)晴れ

昨年いきなり直木賞候補となった[夜市]で鮮烈デビューを果たした
恒川光太郎の、待望の新作。今回は長編小説でした。

前作でも日本固有の伝承された闇の世界を、独自のホラーに創り替えて
いましたが、今作品ではさらにスケールアップ。そして前作の短編では
物足りなかったストーリーも、長編ということで最後まで満足のいく
展開でした。
あまり語るとネタバレになりますので、その先は読んでのお楽しみ..,
となりますが、空想と現実の世界を行き交うとても面白い作品です。
posted by ミズミズ at 12:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月07日

[ドロップ]

12/7(木)曇り

品川ヒロシの[ドロップ]を読破しました。

最近、TVバラエティ以外でも的確で知的なコメントをしている姿と、
面白かった[陰日向に咲く]的な興味があって読み始めました。
不良の細部にまでこだわった描写で、時代的にはどれくらいか...
自分世代と共通の部分はあるけれど、なにせその頃原チャリが誕生した
ばかりだから、時代背景は少し後かな...と思ったりしました。
内容的にはさ〜っと読めてしまう感じなので、作家的部分を期待する
よりは、作者自身が自分の好きな分野で楽しんでいるな〜的に思って
読めばいいのではないでしょうか。

[追伸]
会社の[ミズミズ文庫]に置いていたら、ハンガー輸送で毎日来て
もらっているアクロス・トランスポートの岩田君が、「借りていって
いいっすか」と真っ先に借りて行きました。
意外だ。。。
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2006年12月05日

[美丘]

12/5(火)晴れ

ちょっと前に読み終わりました。

石田衣良は大好きな作家の一人です。
前々作の[眠れぬ真珠]では、45才の咲世子と17才年下の素樹の純愛を
更年期を迎えた女性の視点から描きましたが、今回は美丘と太一の
あまりにも美しすぎる純愛を若者の視点から描いています。
(前作はIWGPの[灰色のピーターパン]でしたね)
個人的には[IWGP]はもちろんのこと、[ブルータワー]や
[秋葉原@DEEP]も好きなんですが、この作家といったら
設定した主人公の性&年齢を問わずにその内側から語りかけ、
対峙する相手をも内側から語りかける...という表現描写に
卓越した方なんですね〜。
そして稀代の[人間ウォッチャー]なんでしょう。
今までどんな恋愛をしてきたのやら...自分の恋愛経験で小説が
書けるものか...非常に興味が湧きます。

[追伸]
「石田衣良」の本名って「石平庄一(いしだいらしょういち)」
というのは、石田ファンならとっくにご存知ですよね。
(自分は今年知りました...)


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2006年12月01日

番外編「足立区Walker」

12/1(金)晴れ

足立区ウォーカー.jpg

我が住む街「足立区」の第2弾!。

ごちゃごちゃして、駅前は中国のように自転車が多くて、
クルマが後ろからクラクションを鳴らしてもどかなくて、
その駅前には居酒屋がたくさんあって、夜になると[パトロール中]
が貼ってあるママチャリがいっぱい並んでいて、
スーパーとパチンコ屋が多くて、
ホームセンターとドラッグストアも多くて、
駐車場付のコンビ二もいっぱいあって、
公園がたくさんあって、そこにはタコや亀や
しまいには鬼が島なんかもあって、
夏になると子供達で溢れかえる
ジャブジャブ池がたくさんあって、
何気に自然も残っていてザリガニが岩の陰にいて、
そんな川にはお祭りの後には金魚やドジョウがいっぱい泳いでいて、
今はいなくなったけれど鉄道高架下にはヤギがいて、
少なくなったけれどもんじゃが焼ける駄菓子やがあって、
旨いラーメン屋と焼肉屋があって、
五十嵐さんの店が戻ってきて、
昔懐かしのKHに乗って五連を奏でる暴走族が現役で走っていて、
荒川が流れていて...
夏の夜空に花火が上がって。。。

そんな足立区が大好きです。

五反野駅前の週替わりの今川焼きが毎週楽しみ!!。
また[ハムタル]にならないかな〜。
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2006年11月28日

「赤い指」

11/28(火)曇り


直木賞受賞後の待望の新刊。
家庭放棄の父親、子離れできない過保護の母親、
引きこもりの息子...ちょっとディフォルメされすぎた
家族像の感はありますが、ラストに向かって一気に
崩壊は進みます。

個人的には[容疑者X〜]よりもこちらの方が好きですね。
ただ...
最近非常に涙腺が弱くなって(良く言えば感受性が豊かに
なった)ラストに向けてもうボロボロになってしまいまいた。
先日TVで放映された「東京タワー〜」を観ても止め処なく
涙が流れてしまい、隣で観ている長男にバレないように
お腹に抱えたクッションで涙を拭っていました。
でも...オカンの葬儀の場面でオトンが言葉に詰まり
崩れながら号泣した場面では、蟹江敬三に負けないくらいに
ワンワン(←この表現が適切な位)泣いてしまいました。

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2006年11月27日

「闇の底」

11/27(月)雨/曇り



昨年、「天使のナイフ」で衝撃のデビューを飾った
薬丸岳の待望の新刊でした。
正直なところデビュー作があまりにも凄かったので
[一発屋で終わらなきゃいいな〜]と心配していたけれど
今作品も見事でした。

前回は青少年の犯罪、そして今回は少女への性犯罪がテーマですが、
子供を持つ親としては小説の中だけでなく、実際に発症する犯罪を
毎日のように見聞きする現実を、憂いながらただ身近に起こらないよう
祈るばかりです。

posted by ミズミズ at 16:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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